月刊経理ウーマン
経理ウーマンの仕事は本当に幅が広いもの。本来の仕事である経理業務だけでなく、総務・人事・社会保険と種々様々です。しかも、それらの事務はミスが出たとき「ゴメンナサイ」では済まされません。「勉強したいことはたくさんあるのに時間が足りない!」とお悩みの方、「月刊経理ウーマン」にお任せください。本誌では経理・税務から総務・人事・OAまでの知識を、税理士、社労士、先輩経理ウーマン等が、初心者にも分かりやすく解説しています。しかも手軽に読めるコンパクトサイズ(A5判・114頁)。もちろん男性の経理ご担当者にも参考になる内容です。通勤電車であなたの経理センスに磨きをかけてみませんか?
12月号 No.345(11/15発行)
特別企画/「経費を増やす」「税金を減らす」…
「マサカの坂」にはこう備えよう!!
会社に「お金(キャッシュ)」を残すための
実践テクニック
会社経営には「マサカの坂」があります。たとえ現在利益が出ていても、突然リーマンショックのような経済危機が訪れるかもしれません。また、品質不良や施工不良などで社内に大きな問題が生じるリスクもあります。そんなときに一番頼りになるのが「キャッシュ」です。では手元の「お金(キャッシュ)」を増やすためにはどうすればよいのでしょうか。今月の特集では「経費を増やす」「税金を減らす」という観点から、会社に「お金(キャッシュ) 」を残すための実践テクニックをご紹介します。本特集を参考にぜひ「マサカの坂」に備えてください。
最新号/その他の記事
◆税務調査で一番怖い税金「重加算税」のことが分かるQ&A
税務調査で課されるペナルティで一番怖いのが重加算税です。単なる申告ミス等であれば延滞税や過少申告加算税程度で済みますが、売上を除外したり、二重帳簿を作成するなどの仮装隠ぺいがあった場合は重加算税が課せられることになります。重加算税は税率が高いだけでなく、青色申告の取消しなどにもつながります。ここでは税務調査で一番怖い税金と言われる重加算税について、Q&Aで解説します。
◆「残業時間の削減」を実現するための4つの着眼点
働き方改革で残業時間の上限規制を設けるなど、国は企業における長時間労働の解消に取り組んでいます。ただ、その一方で現実には、「残業するのが常態になっている」「残業代目当てで定時に帰ろうとしない社員がいる」などの悩みを抱えている中小企業も多いようです。ではダラダラ残業をなくし、無駄な残業手当を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは専門家が「残業時間の削減」を実現するための着眼点をアドバイスします。
◆現物給与─「社会保険料の計算」ではこう取り扱われます
皆さんもご存じのように、現物給与とは金銭以外で支給される経済的利益のことを指します。具体的には食事や社宅、通勤定期券などが頭に浮かびますが、気を付けなければならないのが「社会保険」と「所得税」ではその扱いが異なることです。たとえば所得税では通勤手当の非課税枠がありますが、社会保険では通勤費の全額が現物給与とされます。主要な現物給与の「社会保険」での取扱いについて見ていきます。
◆「実地棚卸」の上手なやり方教えます
メーカーや小売業など在庫を多く抱える企業にとって不可欠なのが「実地棚卸」です。「実地棚卸」を行なうことで正確な損益計算が可能になるだけでなく、日頃の在庫管理の見直しや不正防止を図ることもできます。ただ一方で、「時間がかかって大変」「在庫が合わないことが多くて…」といった悩みを抱えている会社も多いようです。「実地棚卸」の上手な進め方等をアドバイスします。
◆年末年始休暇 ゆったり気分で鑑賞したい「お薦めシネマ」決め打ち12本
今年もあっという間に一年が過ぎて、年末年始を迎える季節となりました。皆さんにとって2024年はどんな年だったでしょうか。いいことがあった人も悲しいことがあった人も、年末年始休暇はゆったりとした気分で映画鑑賞をして、リフレッシュした気持ちで新年を迎えてはいかがでしょうか。ということで、ここではラブストーリーからアクションまで、おススメのシネマを厳選してご紹介します。ぜひご鑑賞あれ!
◆有名人が語る「わたしの金銭哲学」(澤穂希さん)
各界の有名人にお金にまつわるエピソードや哲学をインタビューする本連載ですが、今回は、元サッカー日本女子代表の澤穂希さんにご登場いただきました。15歳で日本代表入り。 2011年、FIFA 女子ワールドカップ・ドイツ大会では、キャプテンとしてなでしこジャパンの優勝に貢献し、大会 MVPと得点王に輝く。帰国後、なでしこジャパンは「国民栄誉賞」を受賞。 同年度、FIFA バロンドール授賞式にて、「FIFA 女子年間最優秀選手賞」を受賞。15年8月に結婚、同年12月に現役引退。日本代表では、通算205試合に出場し、83得点。日本女子代表史上、出場数・ゴール数歴代1位を獲得した澤穂希さんの金銭哲学とは。
◆特別付録「令和6年版 年末調整まるかじり」
今年も年末調整の時期がやってきました。今年の年末調整では定額減税に関する事務手続きがポイントになります。具体的には令和6年6月2日以降に採用された従業員や扶養親族が増えた従業員について、年末調整で定額減税額を控除する必要があります。また、保険料控除申告書の様式の変更や、令和7年分の扶養控除等申告書に簡易な申告書が創設された点等にも注意が必要です。本付録では年末調整の基本知識から改正ポイント等をビギナーにも分かるようにレクチャーします。ぜひお役立てください!
■連載記事■
景気を読む/今月の事務チェックポイント/実務レッスン講座/税理士のひとりごと/今月のシネマ/ホームページガイド/お気に入りの「この1冊」/仕訳ワンポイントレッスン/税金用語辞典/読者の井戸端会議室 他
「月刊経理ウーマン」
●創刊:1996年4月●体裁:A5判、縦組、116ページ ●発行日:毎月20日●年間購読料:11,100円(税・送料込)
●創刊:1996年4月●体裁:A5判、縦組、116ページ ●発行日:毎月20日●年間購読料:11,100円(税・送料込)